特にキャバクラやスナックとの違いがわからず困惑している方も多いでしょう。
そこで今回は、“ガールズバーとは何か”について、夜職経験豊富なあんなが詳しく説明していきたいと思います!
キャバクラやスナックとの違いをかなりわかりやすく解説していきますので、
- これからお水の仕事をしてみたいけどどの業種からはじめたらいいのかわからない
- ガールズバーでバイトしようと思っているけどイマイチどんな仕事なのか不明・・・
そんな方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
ガールズバーとは?
ガールズバーは最近になって女性の高収入バイトとして人気が出るようになってきましたが、やはりキャバクラやスナックと比べるとそこまでの認知度はなく・・・
実際にお客さんからも、
「キャバクラとガールズバーは何が違うの?」
と聞かれることも多々あります。
まず、ガールズバーとはどんな仕事をするのかをまとめると、次のような内容になります。
- カウンター越しにお客さんを接客する
- お客さんにお酒や料理を提供する
- 基本的に煙草に火をつけたりの接待行為はしない
- 連絡先交換はNGなお店が多い
簡単にまとめると、バーテンダーとほとんど同じようなイメージで、【ガールズバー=バーテンダーが全員女の子】と思っておくと簡単です!
ただし注意点としては、ガールズバーはお店によってルールがさまざまであるという点。
実際、こっちのお店では連絡先の交換がOKだったけど、あっちのお店ではNGでした!なんてことも多々あります。
では、もう少し具体的に「ガールズバーとは何か?」について、キャバクラやスナックとの違いを見つつ、深掘りしていってみましょう!
キャバクラとの違いは?
「ガールズバーとは何か?」と考えたとき、キャバクラとの違いを挙げていくと一番わかりやすいです。
キャバクラとガールズバーの違いは大きい…
— 劇場版観鈴ちんeternal☆ (@r3r5ten59) July 3, 2020
ガールズバーとキャバクラには、主に次の4つの違いがあります。
営業時間の違い
まずわかりやすい違いとしては、営業時間について。
少し難しい話にはなりますが、キャバクラを営業するためには基本的に「風俗営業許可」が必要になります。
キャバクラは風営法にならって営業をしなければいけないということ!
風営法では深夜0:00から早朝までは営業が行えません。
実は、ガールズバーは「飲食店営業許可」と「深夜酒類提供営業開始届」で営業ができます。風俗営業許可は不要!これはキャバクラとガールズバーの大きな違いですね!
一方でガールズバーは、早朝の4:00や5:00など営業しているところが多いです。
朝までやってるガールズバーは違法!とか言ってるひなちゃん5しゃいとかいうYouTuber、絶対ガールズバーで働いたことないだろ アホなんか?
— 小雪 (@koyuki_lilyth) July 2, 2020
ガールズバーはキャバクラとは違って常に接客をする必要がないので風営法には引っかかりません。
どちらかというと、ガールズバーはキャバクラより居酒屋やバーの方がポジションとして近いと思っていいでしょう。
接待方法の違い
キャバクラは常にお客さんに接待をするお仕事です。
しかしガールズバーは、居酒屋などの飲食店としての扱いとなり、キャバクラのように常に接待をする必要はありません。
キャバクラはメインのお仕事が“お客さんをもてなすこと”であり、お話をしたり煙草に火をつけたり、お酒を注いだりして優待するのが基本的な仕事内容です。
女の子の社員がガールズバーとキャバクラの違いって何ですかっていうのにおっさんたち答えられてないから「カウンター挟んでるか挟んでないかだよ」って言ったら「さすが哉兎!通ってるもんな!!」って言われて売るの早すぎて笑った
— かなと (@o_3751) March 3, 2020
そのため、ドリンクを運ぶ作業などはボーイやスタッフが行ってくれるため、飲食店の定員のような働きをする必要はありません。
一方ガールズバーは、あくまでメインの仕事が「お酒を作って提供すること」です。
カウンター越しで対面のお客さんとお話をすることもありますが、基本的にはバーテンダーと同じ扱いで働きます!
ガールズバーとキャバクラの違い、キャバクラは隣に座るけどガールズバーは隣に座らない
三「素人感あるのがウケがいいんだよね!」( ー̀_ー́ )— まーしー (@maaaaaasss) June 5, 2017
吹き出し【煙草に火をつけたり必要以上に話を盛り上げたりする必要はありませんが、お酒を作りながらお客さんの話相手にならなければいけません。この部分はガールズバーの大変なところといってもいいですね。】
時給の違い
ガールズバーでバイトをしようか迷っている子にとって一番気になるのが時給ですよね。
地域やお店によって大幅に違いがありますが、キャバクラであれば時給は3,000~5,000円ほどが相場。
一方でガールズバーは、1,500円~3,000円が相場になっており、倍くらい差があります。
ガールズバー 時給1500-2500
衣装、地域により時給が変わる。
ドリンクバックが300-500というところが多い。未経験、面が弱くても採用してくれる所は多数ある。SBはかなり安い。キャバクラ 時給3000-20000
朝キャバ、深夜の安キャバ
3000-4000で集客してるお店
↓続↓— knk (@knkknk0128) January 29, 2020
キャバクラは時給が高い分、ノルマが課せられる場合も。
最近ではノルマのないお店も増えてきましたが、お店の売上アップのために頑張ってお酒を必要以上に飲んだり、指名を取るためにお客さんに営業をかけたりと、その分キャバクラは大変です。
ガールズバーも中にはノルマのあるお店もありますが、キャバクラよりは厳しくない印象です。だからその分時給が安い!とはいえ、一般的な接客業にしては高い方ですよね。
また、キャバクラは指名料やドリンクバックなどのインセンティブも良く、頑張り次第で稼げるのが特徴です。
ガールズバーでもお客さんからドリンクをご馳走してもらった場合、ドリンクバックがもらえるところお店もありますが、基本的にはインセンティブはそこまでないと思っていいでしょう。
衣装やヘアメイクの違い
ガールズバーとキャバクラでは見た目にも大きな違いがあります。
キャバクラと言えば、煌びやかなドレスを着用しヘアメイクもしっかりと施して、とにかく“派手”なイメージが多いと思います。
キャバクラは身なりも商売道具のひとつですからね!
一方でガールズバーは、私服でもOKなお店が多く、ヘアスタイルに関してもわざわざヘアメイクをする必要はありません。
お仕事用に衣装を購入する女性も多いですが、私服で働けるのはその分お金がかからないので便利ですね。
中には衣装が決められているガールズバーもありますが、その場合衣装代などがかからないのでとても楽です。
新宿の
ガールズバーの衣装
可愛すぎて働きたくなった— ねむねむ (@nemu_825) February 13, 2020
スナックとの違いは?
ガールズバーというと、「スナックと近しいのではないか?」とイメージする方も多いかと思いますが、少しだけ違いがあります。
基本的なところでいうと、スナックはガールズバーと同じように風営法ではなく、飲食店となり居酒屋やバーに近いお店です。
そのため、法律上とはガールズバーと同じ扱いになります。
ただし、ここもお店によって違いがあるというのがポイント。
スナックはお店によってテーブルやソファがあり、お客さんの隣に座って接待をするようなところもありますが、本来はこの場合、「ラウンジ」や「クラブ」と呼ばれます。
しかし中にはそのようなお店でもスナックとして営業しているところもあるようです。
つまり、スナックはお店によって大幅にルールが変わってくるということ!
スナックはガールズバーに比べて年配客が多いのも特徴で、ホステスを引退した“ママ”と呼ばれる女性が経営しているアットホームなお店が多い傾向にあります。
また、料金システムにも違いがあり、1杯ごとに注文できる“ショット制”や“飲み放題制”が多いガールズバーに対して、スナックでは基本的にキープボトル制となっているところが多いです。
もちろん、ガールズバーでもボトルがキープできるお店もありますよ!“お店による”これにつきますね・・・
お店によってルールはさまざま
すでに何度も言っていますが、ガールズバーはお店によってルールがさまざまです。
基本的なところは、風営法ではなく居酒屋やバーに近いというイメージでOKですが、細かなルールはお店によって異なります。
- お客さんと連絡先交換がOKなお店 or NGなお店
- ノルマのあるお店 or ないお店
- 煙草に火をつけたり接待が必要になるお店 or ないお店
- 私服があるお店 or 制服のあるお店
など、そのお店によって本当にさまざまです。
少し厄介ですが、面接に行く前に仕事内容やルールなどしっかり確認しておいた方がいいかも。
先入観で「ガールズバーはこんなお仕事」というようなイメージを持っているのは少々危険かもしれません。
ガールズバーは基本的には居酒屋やバーと同様、お酒やフードを提供するお店で、その他のルールはお店によって異なる
ということを覚えた上でバイト先のお店選びをすると失敗するリスクが小さくなりますよ!
ガールズバーで働く女性の年齢層
ガールズバーで働いている女性たちは、大学生やフリーターなどが多い傾向にあります。
年齢層は18~29歳ほどと幅広いですが、23~25歳くらいが一番多いようです。
とはいうものの、キャストの年齢層に関してもお店によりけりです。
年齢層など知りたい場合は、店舗情報を確認したり、面接の際に問い合わせてみたりしましょう。
ガールズバーの客層は?
客層に関してもお店によりけりですが、ガールズバーでは20~50代の男性がメインにやってきます。
ガールズバーはキャバクラよりリーズナブルな価格で遊べるため、学生もチラホラ見かけましたね。
また、時たま女性のお客さんが利用することもあります。
ガールズバーは“夜のお店”という立ち位置より、居酒屋やバーとしての印象が根強いため、キャバクラに比べるとライトでソフトな気持ちで利用する人が多いです。
だからこそ、下手な色恋営業や枕営業などの必要もなく、キャスト側も働きやすいのがガールズバーなんです!
ガールズバーの利用料金・女の子のドリンク料金
ガールズバーの利用時間や料金もお店によって異なりますが、平均は1セット60分のセット料金になっているところが多く、延長の有無を確認されるお店と自動延長のお店があります。
夜のお店としてのイメージがあるガールズバーですが、利用料金は1セット2,500~5,000円が相場と安いのが特徴です。
お店によってドリンクが飲み放題のところと、1ショット制のところがあります。
女の子のドリンク料金が発生するお店の場合、1杯700~1,000円程度が相場。
居酒屋より少し高いくらいですね!
お酒を作ったり一緒にお話したりすることで、お客さんがお酒を奢ってくれることがあります。
ドリンクバックに関してはあるお店とないお店があるので働く前に確認しておきましょう!1杯100~300円程度のバックにはなりますが、ないよりはある方が稼げますよ!
ガールズバーでバイトをするメリット
ガールズバーとはどんな仕事なのか、キャバクラやスナックとの違いなどは十分にお分かりいただけたはず。
では、さまざまな夜のお仕事がある中で、ガールズバーで働くのにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
接待をしなくていい
まず一番のメリットと言っていいのが、キャバクラのような手厚い接待が必要ないというところです。
接待方法はお店によって異なりますが、キャバクラほど要求されないのでその分気楽に働くことができます。
コミュニケーション能力が高められる
夜のお仕事であれば共通して言えることですが、一般的な居酒屋やバーに比べてお客さんとお話する機会が多くなるので、その分コミュニケーション能力が高められるのもメリットのひとつです。
カクテルやドリンクの作り方が学べる
上記でも説明した通り、ガールズバーはバーテンダーとほとんど同じ括りです。
そのため通常では学べないカクテルやドリンク作りの方法を学べるというのも嬉しいメリット。
普通の女の子では作れないようなおしゃれなカクテルまで作れるようになります。
自分のペースでお酒が飲める
キャバクラだと、お客さんに無理やりお酒を飲まされることもしばしば・・・。
お酒を飲んでなんぼの世界とも言われていますし、二日酔いに苦しむことも少なくありません。
一方でガールズバーは自分でドリンクを作るため、アルコールのバランスを考えながら作ることができ、更にお客さんに飲まされるようなこともなく、自分のペースで働くことができます。
一応は夜のお仕事ですが、二日酔いの心配などないのでお酒が苦手な方でも働くことが可能です。
たまにお酒をもっと飲むよう要求してくるお客さんもいますが、基本的にガールズバーは“女性とお酒を飲む場”という概念ではないので、自分のペースで大丈夫です。
ノルマがない
中にはノルマのあるお店もありますが、基本的にはないお店ばかりです。
シフトの調整もそこまで厳しくないので、働きたいときに自由に働けるというのもメリット。
学生でも気楽にバイトができます。
とはいえ、仕事は仕事です!一度決まったシフトはしっかり守りましょう。夜のお仕事とは言え、最低限のマナーを守りながら一生懸命取り組んでいってくださいね。
お触りを気にする必要がない
何度も言っていますが、ガールズバーはキャバクラのようにお客さんの隣に座って接待する必要はなく、基本的に対面接客となるので、その分お客さんに触られる心配はありません。
とはいうものの、この辺りのルールもお店によりけり。
お触りに対して決まりが緩かったり、ソファ席で接待をしたりするお店も少なからずあるので、面接の際にお触りについて問い合わせしておくといいでしょう。
ガールズバーでバイトするデメリット
ガールズバーでバイトをするメリットがあれば、少なからずデメリットもあります。
どんな仕事にもデメリットはつきもの。
デメリットもしっかり知っておき、バランスを考えながらバイトをするかどうか考えていきましょう!
時給が安めの設定
やはり、他の水商売に比べると時給が安め設定なのは大きなデメリット。
ドリンクバックなどもキャバクラと比べるとかなり安く、「思っていたより稼げなかった」なんてこともあります。
立ち仕事なので慣れるまでが大変
キャバクラはお客さんの隣に座ることができますが、ガールズバーは基本的にカウンター越しでの立ち仕事です。
営業時間もキャバクラに比べると長く、長時間お客さんがいるときなどは慣れるまで少し疲れてしまうかもしれません。
私服OKのガールズバーであれば、低めのヒールを履いておくといいかも。立ち仕事は“慣れ”なので頑張るしかないですね・・・
営業時間が長い
お店によっては朝まで営業しているところもあります。
シフトで時間が決まっていればいいのですが、常連やお得意さまが長時間いる場合は、空気を読んで残業が必要になるケースも・・・。
これも慣れるまでは少しキツいかもしれません。
特に金曜や土曜は忙しいときが多く、ついつい出勤時間が長引いてしうまうこともありました。
まとめ
ガールズバーは、バーテンダーとしてお客さんにお酒を作り、対面で簡単な会話をするお仕事です。
キャバクラと似たお仕事としての認識がありますが、営業時間や接客方法、時給、衣装など、いろいろなところで違いがたくさんあります。
お店によってルールはさまざまなので厄介ですが、通常の居酒屋やバーに比べると稼げるお仕事なので、気になる方はチャレンジしてみても良いでしょう。
お酒が弱い方や苦手な方でも自分のペースで働くことができますよ。
ガールズバーでしか体験できないメリットもあるので、少しでも気になっている方はぜひ体験入店に行ってみましょう!自分に合うお店を探してみてくださいね。
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